いい射であったかどぅかは、残身(心)にズバリでてきます。ハイ。
 離れは、あくまでも「自然に離れる」のであって、「離す」のでも「離される」のでもありません。ふ、深い。

 会で天地左右に伸張しつづけ、しつづけ、しつづけ・・機が熟して自然と離れるのが理想。
 ・・と言うのは簡単だけど、実際は、「会で引きすぎて伸びる余地なし」だったり「えいっ、とむりやり離しちゃったり」反対に「引ききれずに弓の力に負けて離されちゃったり」、ほんとにもぅ、いろいろいろいろ。(涙)
 気持ち良い離れが出せたときというのは、やはり中る(あたる)確立も高いです。

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 射は「離れ」でおわったわけではありません。なお残されたものがあり、それを精神でいえば「残心」、形でいえば「残身」となります。

 残身(心)の後、弓を倒し(弓倒し:ゆだおし)、物見(ものみ)を静かに戻し、足をとじます。

 これで一射、ひきおわりました。長いですね。でもそれぞれやることいっぱい、しかも深い。じっくり自分なりに考えて、研究していってください。

 さて、じゃぁ、もう一本引いてみましょかしらねー♪
 


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